あなたは自分が6年間通った小学校までの通学路を覚えていますか。
家から学校までのすべての道程は覚えていなくても、いくつか思い出せる建物や場所があるはず。
そのような「ランドマーク」を5つ挙げて、それらを配置し「概念的」な「地図」としなさい。という課題に取り組みました。
僕の家は小学校から遠く、通学路は定められてはいたもののそれは有って無いようなもので、当時はその時の仲のいい友達によって学校への道を選んで登校していました。
それは、大まかに左回りの道か右回りの道と大別できました。
正規の通学路であった左回りの道には、保育園がありそれを越えるとだるま屋という駄菓子屋がありました。これらの建物は、現在の自分でも思い出せる数少ない通学路の思い出です。
一方で、正規の通学路より少し短い右回りの道には、よく骨折をしてお世話になった整形外科と、今でも初詣に毎年通う神社があります。
パネル上の円の周りに正方形状に配置されている4つのアイコンはそれらのランドマークを表しています。
これらの道を通った後、学校の運動場の直前に水色のゲートがありました。それが一番上のアイコンが表現しているモノです。
そのゲートには高さに合わせて点の書いてある木の板が取り付けられており、子供達の間ではどこまでの木の板に触ることが出来るかというのが、周りに自分の力を誇示できるステータスの一つでした。今でもその木の板の限界に挑戦していた日々を思い出します。
6年通ったものの、同様に古くなった記憶の中ではっきりと思い出せるものと全く思い出せないものとがあることを改めて認識できます。
これは、僕の心の中に何かしらの行為や感動と結びついて目印がついていたからでしょう。
「心に目印をつけること。」
川崎先生はデザインをこうやって説明することがあります。自分の心の中の目印をヒントにして、どうやって人の心に目印をつけていくか。この課題を整理して、もう一度考えて行きたいと思います。
Do you remember your elementary school road? Even if you forgot your all the road, you can recall some building or place on the road as a landmark.
I tried an assignment of Prof.Kawasaki’s lecture that place five landmarks.
My home was far from my elementary school, so I had some school route I can remember now.
I describe them by five icons. Through this assignment I can recognize that there are things I can remember clearly or things I can’t remember at all. It’s because markers are there.
“It makes mark to the mind.”
Sometimes my professor explain “what is design” like that. I want to train again how I make mark to other’s mind through this assignment.