最近筆箱が無くなった!と思って買ったペンです。

思って、の意味は席についたら目の前に筆箱があったということです。何で気付かんかったんやろ。。
で、このペン。スゲー回しやすいんです。じゃなかった、4色+シャーペンという高機能を持っているんです。
今や、4色ボールペンなんて当たり前、逆側に消しゴムはついてて当たり前となっていますが、無かった頃はどうしてたんやろ。
ある意味でこれはソフトウェア的なデザインであるけれど、こういうところからもアイディアが出てこないとダメなんだろうな。。

今期、創造性授業?創作授業?とかなんとかで平田オリザさんに教えてもらいながら劇をつくっています。

目的は副専攻の取得。ですが、全く違う専攻の人と議論しながら一つのものを創るのは結構楽しいです。
テーマは、
「空気を読むロボット」
人間と人間がコミュニケーションをとる際にできる空気という曖昧なモノを人工物であるロボットが読む。
適当に決まったテーマですが、意外にシニカルで哲学的なテーマだと思っています。このテーマを心理学とか情報制御とかを専攻してるメンバーと一つの劇にします。
今後は、この劇をつくる際の行程から考察をまとめて行こうと思います。
「ケンカ相手は自分自身」
川崎和男
久しぶりの更新になります。はっきりとサボっていました。
サボりの理由は、書くことがないとか、時間がないとか、めんどくさいとか、そんなあってないような理由です。
要するに自分に甘えていたんです。更新するって言ってたのに。
自分自身にケンカを売るということは、妥協をしないということ。
かの有名な映画監督黒澤明は2秒のシーンをとるのに3日待ったとか。気に入らない山を移動させたとか。
川崎先生はほんまに妥協を許してくれません。最近はちょっとビビってます。
それもこれも、僕が妥協してるから。
それは、ブログのアップとかそんな細かいところからでも分かる。
腹をくくって、やるしかない!
「人生というスゴロクにあがりはない。不安を楽しめ。」
金谷一朗
不安でした。
ほんまに終わるんかいと。
そうならないように準備してきたつもりやったのに、結局前日。
ギリギリの綱渡りの中でリフレインしたのは、准教授の金谷先生が勢いで言ってくれた一言でした。
ブッダに言わせれば、生きることは苦しみです。突き詰めれば、凡夫である僕にとって人生なんて苦しみに対する不安しかないと思います。
生に対する根源的な問いに対して、
もうあきれるくらいにあっさりと、楽しんじゃいなよ!と。
親鸞もびっくりの一言ですね。
「自分で考えろ。」
河田聡
川崎先生と双璧を成してROCKな河田先生の名言。
河田先生といえば、
学科の就職説明会にて「お前ら全員ドクターコースに行け!」
とか
JSTも当然くるような会議にて「JSTのバカどもはサイエンスとは何たるかが分かっていない。」
と発言していたこと…
ではなく、紫綬褒章を得るようなナノフォトニクスの研究で有名な先生です。
最近よく出てくる、科学者維新塾を立ち上げた先生でもあります。(ちなみに科学者維新塾の理事長はなぜか塩じい。何で!?)
この河田先生に、「じゃあ質問ある人はいますか。」と言われて、いの一番に質問したときに言われた一言。
あんたが質問しろって言ったんや〜ん。と思いながらも、学問ってか物事の本質を表した一言だと思う。
デザインとは判断だけでなく必ず決断の必要なものだと思ってる。
そこはもう自分で考えるしかないでしょう。
あ、ちなみにこの言葉はめんどくさい質問がきたときに適当に逃げるのにも使えます。

今週、金曜土曜と学会がありました。

学会なんて、となめて…はいませんでしたが、予想以上に収穫の多い2日間となりました。
この学会はポスターセッションのみであったのでレベルの高いポスターが多かったです。
その中で僕のポスターをがっつり見入るおっちゃん一人。
話すなりダメ出しがっつり!
若干イラっときたけど、こんなにガチで話してくれる人はなかなかおらんと思ってがっつり討論。
色々話した後、最後の最後に「あ、僕歯学部病院で副病院長やってるんだ。」
人は見かけで判断したらアカンなと思いました。

マジか!もう23時!!

1日の時が経つのが早すぎる。
かといって1週間は意外に長い。
禅をしてる時と逆の感覚。
どうやって時を大切にするか。
それが今の課題。
「カスカスを恐れんなって!」
小川貴史
ポスターをデザインしているときに研究室の先輩が言ってくれた言葉。
基本的に余裕がないんですよ、僕は。
だいたい勢いでなんとかしてるんで。
だから、足らん足らんってなって要素がてんこ盛りなっていきます。
そんな僕へ、無用の用を簡単に伝えるこの言葉。
よく「デザインは引くこと」だとか言われています。
そんなことは分かっとるねん!と。でも出来へんねん!と。
それでも飛び込むしかない。背中を押してくれる一言でした!
あざっす!


今日のBadDesignはパナソニックのハードディスクDVDレコーダー。

ナースとの共同研究で使ってました。撮影の依頼が一気にきて、とりあえずレコーダーに書き込んでおいたんです。
で、いざ取り出そうと思ったら、、、
どうやって取り出すん!?
お客様センターに電話したら、「無理です。」の一言。
その時頭の中では、
書き出しのできないレコーダーってどうなん?
画質が落ちるのを我慢すればできるけど、必要なDVDは20枚!アホか!!
ってなって、食い下がりました。「そこをなんとかしたいんです。」
そうしたら、「他社製品では無理です。」って。
やめようよ、だいぶ前の抱き合わせみたいなこと。

傲慢

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一昨日、西宮に住む叔父さんの家に行ってきました。行くといつもごちそうして頂きます。ゴチです! 
目的はスキヤキ!!ではなく研究や進路の相談。
相談と言っても、考えに考え抜いた自分の決断を変える気はさらさらないので、意見を聞きにいくというのが実際のところ。
叔父さんは社会学の教授をしています。ある意味で言えば閉鎖された環境に生きている僕からすれば、別の視点・違う角度から僕を客観的に見てくれる有り難い存在です。
しかし、一昨日は何から何まで否定され、フルボッコにされました。
要領がいいだけ。
だから理系はダメなんだ。
頭が固い。
ひとりよがり。
お前は薄っぺらい。
そうじゃない。
お前だけの何かがない。
傲慢なだけ。
…ブチッ!
傲慢で何が悪い!デザイナーになるんや!少しぐらい傲慢なくらいでちょうどいい。
でも、一番悔しかったのはここまで言われてるのに、相手を看破できない論理力、構成力、声のデカさの足りない自分でした。
たとえ相手が大学教授でも、これくらいの喧嘩には勝てないとダメ。
次回は、必ず説き伏せる。しゃぶしゃぶを食べながら。。